都筑の由来

都筑区は港北ニュータウンの建設に伴い、港北区と緑区から分かれて新設された『最も新しい区』の一つです。区名選定の理由は、

 

「区域全体を含み、広く区民にも定着している歴史的に由緒ある地名を、将来に向け大切にしたい」

「奈良時代から続く歴史のある地名にちなみ、これからの街づくりが、新しい『都を筑く』という区民の総意で進むことを願って」

 

とされています。現在の横浜市域は、近世の武蔵国橘樹(たちばな)郡・都筑郡・久良岐(くらき)郡と相模国鎌倉郡にまたがっていますが、一九三九(昭和一四)年に横浜市に編入されるまでこの区域は都筑郡に属していました。

この区名の選定は、失われた地名を復活させるものでもありました。

 

また、この「都筑」が記録に見えるのは、『万葉集』に載る七五五年であり、奈良時代には成立していた地名であることは明らかで、他の区名とくらべて最も古くまで歴史をさかのぼることができる由緒正しい区名なのです。